成長の行方。
こんばんは。今夜は、6年生の選手のお父さん、Kコーチの文章です。
子どもへの声かけ、わたしも思うようにできないままですね。。
2年前の試合後
「お前は野球知らないし、守備してても来た球はよけるし、バットは思いっきり振れてないし、野球やる気あるのか?」
帰り道、野球を知らない私が試合後に子供に向けて放った言葉。強いし否定的だし、どのwebページを見ても全く推奨されない、
いわゆる典型的な、やってはいけない、言ってはいけない発言であろう。良くないことはわかる。猛省、反省である。。。
もっと良いとこを見て、できたことをほめるようにしようと決意。
そのあとの試合後帰り道。
「全然本気でバット振ってないね、フライも避けてるし、野球やりたいんじゃないの?」
うーん、まあ。急にはなかなか、難しいものです(-_-;)
様々なツールにて野球上達、子供への教育の方法を検索してみる。【楽しむ、楽しませることが大事】【感情的に怒らない】【細かい指導は逆効果】などなどハッとさせられることばかり。父も成長せねばなるまい。
この2年を振り返って、子供達はどう成長できているか。うちの子でさえ、意外とキャッチボールも出来ているし、投げる球も早くなっている。スイングだって始めたころに比べれば大分良くなっている。そのほかにも、滑れなかったスライディングもそれっぽくしているし、黙って立っているだけのランナーコーチャーだったのに「リーリーリーリー」言っている。何なら「ボール持ってるよ!」とか言っている。・・・・・やるじゃないか。
チーム全体としても成長著しいと感じる。キャプテンはもうすっかりキャプテンで誰よりも率先して動いて声掛けをしている。バントを器用にこなしていた選手は、バスターで打っちゃう。キャッチャーは2塁で盗塁刺しちゃう。2年前はピッチャーやってなかったのにすっかり立派にピッチャーやってる。ベテランピッチャーは随所で緩急を使ったピッチングとかしてる。
個人的には途中参加の選手に大きな期待を抱いていた。我が子含む4名の加入により、6年生9人で試合に出られるかも、と楽しみになった。走攻守3拍子揃った選手に、大型大砲を予感させる選手、ピッチャーも器用にこなす紅一点。花フラは挙げればきりがないほど成長目まぐるしく、頼もしささえ感じるチームなのだ。
ただ、宮前区は甘くない。ほかのチームさんもガンガンうまく強くなっている。群雄割拠まさに。なので結果に結びつかないことが多々ある。一生懸命やった結果が敗戦なら仕方ない。勝負事だもの。前向きによかったところをたくさんほめて、伸ばして次に活かすことを見つけて、ダメだったところは言わずもがな選手がわかっているはずだからちょっぴりで。
試合後
「お前全然全力でバット振らないな!」
よっしゃ成長してこーぜー