新生Aチーム 春に向け本格始動~レベルアップのカギは“6年生”~
「よっしゃ~!おもいっきりかかってこい!」
1月某日、寒空の宮崎第一公園にこだました、かん高い声。
叫んだのは、卒団して間もない6年生の1人だ。
新たなシーズンを目前に控え、この日も新Aチームと6年生の紅白戦が始まった。
新Aチームを簡単に紹介すると、5年生9人、4年生4人、それに3年生が1人、さらに2年生も1人の計15人。
以前からAチームで経験を積んだ3人を筆頭に、のびしろ十分な選手たち。
特に低学年の2人は、来年、再来年を想像すると末恐ろしいまでのポテンシャルを秘めている。
対する6年生チームは、昨シーズン宮前区の大会で優勝2回、準優勝2回、県大会ベスト8の堂々たる成績を残したメンバー。
春までにレベルアップを図る新Aチームにとっては申し分ない相手だ。
暇をみつけては練習に付き合ってくれる彼らの存在は、本当にありがたい。
6年生としても5日に予定されている卒業記念試合に向けて調整にはちょうどいい紅白戦。
とはいえ、本気モードとは程遠いようで…。
「俺、センターやっていい?」「俺、ファーストやりたい!」とか、「やった!俺がピッチャーだ!」などなど、好きなポジションを取り合う6年生たち。
まさに、水を得た魚のごとく自由に野球を楽しんでいる。
半分お遊びモードの相手に負けるわけにはいかない新Aチーム。
しかし、これまで数試合戦ったものの、いずれも惨敗。
さすがに強い…。パイセン強すぎワロタwwである。
それでも、試合を重ねるごとに点差は縮まり、手ごたえは感じている選手たち。
今回の紅白戦では、リードを許すも逆転に成功。6年生の本気モードを引き出せるまでに。
結果は、再逆転で惜敗となったが、春に向けて着実にチーム力はアップしていると感じた。
昨年12月、1年を締めくくる納会で、新キャプテンはこう言った。
「6年生を超えるような、2度目の全国出場を目指して良いチームにしていきたいです。」
少し照れながらも、はっきりと大きな目標を掲げてくれた新キャプテン。
親は何をしてあげられるのだろう?
自主練、体作り。他には?
日々、漠然と考える時間が増えたような気がする…。
…と、偉そうなことを書いておりますが、私は5年生の選手の父親です。
ペンネームはフラワーズにちなんで、花の名前“フリージア”とさせていただき、折々でAチームの活動を書かせていただこうと思っております。お暇な時に覗きに来ていただければ幸いです。
(Aチーム担当:フリージア)